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7月25日の日記
昨夜、サモエド界に(だけじゃないけど)衝撃が走りました。ムツゴロウさんの動物王国出身のサモエド、麗王(レオ)君が旅行先で胃捻転を発症し、手当ての甲斐なく亡くなったそうです。まだ5歳の若い命。不慣れな旅先での病院探し、動物病院での処置のあり方、ああしていれば、こうしていれば・・・。悔やんでも悔やみきれない飼い主様のお気持ちを思うと言葉が見つかりません。 胃捻転。 中・大型犬には多い病気だと言われています。給餌後の急激な運動、胃の中でのフードの膨張、水のガブ飲み、ストレスなど、要因はさまざまのようです。フードや水で重くなった胃袋が、何らかの原因でぐるりと回転して、ちょうどキャンディーの包みのような状態になってしまう。その結果、胃の内部にガスが溜まり、胃はパンパンに膨れ、膨張した胃が周囲の臓器や血管を圧迫することにより、多臓器不全や組織の壊死などを引き起こします。発症してから数時間のうちに他界してしまうことがほとんどで、捻れが解消しても急激な血液流出によってショック症状を起こしたりと、一刻も早い処置が必要な恐ろしい病気です。 普段から注意していてもちょっとしたことで発症してしまう、事故ともいえる病気のようです。事実、ネットで調べるなかで、「暑さのためカフェでいつもより水をたくさん飲んだ → テーブルの下で体の向きを変えた直後からヨダレをたらし、異変に気が付いた」 という、なんでもないことで発症した12歳のラブラドールもいました。(幸いにも手術で回復したそうです) 胃捻転を意識して、普段からクローカに気をつけていることといえば ・食後は運動・興奮させない(オフ会などに出かけるときは朝ご飯抜き or 極少量 が多いです) ・ご飯は散歩の後落ち着いてから ・フードは湿らせて(必要があればふやかして)あげる ・ご飯の回数を増やす(2~3回) くらいでしょうか。あまり高いご飯台も、空気を飲み込む原因になるので良くないそう。今後のために、出かける先の救急病院や胃捻転の治療経験のある獣医さんを調べる必要もありそうです。とにかく迅速かつ的確な処置が必要だそうですから。 クローカのおじさんに当たるサモエドも、7歳のとき原因不明の胃捻転で亡くなったと聞きました。こうしていれば安心、ということはないにしろ、少しでも発症のリスクを減らす生活を、すべての飼い主さんが心がけてくださいますように。 この記事を書くにあたって参考にさせていただいたHP 『MOTHER LAKE COLLIES』 このなかの マザーレイク医療ノート~シンディーを奪った胃捻転。愛犬を亡くされたラフコリーのブリーダーさんが 「不運にも発病してしまった時ために」 と辛い経験から得たことを、とてもくわしく書いてくださっています。どうぞご一読ください。 写真は去年10月に動物王国のドッグランで、一度だけですがご一緒したときのもの。集まったサモエドの中でもひときわ大きく立派で、真っ白の豊かなコートが目を引くやさしい子でした。麗王君、安らかに。。。心よりご冥福をお祈りします。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx みんながいつも健康で元気でありますように。。。 ★ブログランキングへ★ ←いちにち1回、クリックしてクローカを応援してね!! ■お散歩データ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
by kloka
| 2006-07-25 17:57
| ともだち
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Comments(16)
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ゆう@羊の国
at 2006-07-25 19:35
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そうでしたか・・・・。 麗王君の冥福を、心よりお祈りします・・・。
この事故?病気?に関しては、以前「フラット・コーテッド」の飼い主さんより聞いて気をつけていました。 リトリーバー(特にフラット)のような、胸の深いワンコに非常に多い事故だそうで。 統計の数字を聞いてびっくりしたことを思い出します。 大変参考になる記事、ありがとうございます。 飼い主さんたちの注意が喚起できる、ためになる記事。 私は「すごく気をつけよう」と思わせてもらいました。
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昨夜はコメントを頂きありがとうございました。気持ちの整理がつかず個別のお返事ができずごめんなさい。会って遊んだことがあっただけにショックが大きくて。胃捻転、気をつけてもなってしまうこともある。ならばリスクを少なくすることが飼い主の努めですね。麗王くんが教えてくれたことを無駄にしないために自身も含め無念の思いをする飼い主さんがいなくなりますように。麗王くん、空の上でマロ爺ちゃんや仲間たちと遊んでいることと思います。麗王くん安らかに。
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永春
at 2006-07-25 20:03
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競馬でも名種牡馬が 腸捻転で亡くなってしまう事故があり
心配したこともありましたが わんこもなってしまうのですか・・・ 四足動物の宿命なんでしょうかね。。。 若くてもなってしまう事もあると聞き 自分も心に留めて置きたいと 思います。 麗王君のご冥福を 心よりお祈りします・・・
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あねご
at 2006-07-25 21:11
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麗王くんのこと、今日知ってものすごくショックを受けてます。
この前ノエル君と麗王君とで王国が閉まるまで遊んでいて「また遊ぼうね~!」と別れたきりになってしまいました。 もう会えないなんてどうしても信じられず、涙が止まらないし動揺が収まりません。 お姉ちゃんも麗王くんと仲良しだったので号泣しています。 胃捻転は怖い病気だとは知っていても、今回のように旅先で突然に起こってしまったら…? パパさん・ママさんはきっと懸命に麗王くんのために動かれたのに、こんなに悲しい結果になってしまって… 本当に麗王くんをかわいがっていらしたパパさん・ママさんなので どうしていらっしゃるか心配です。
はじめまして。チワトラのSayuと申します。
コメントありがとぅございました!以前からクローカちゃんには こっそり会いに来てましたが、行動範囲が似てる・・と聞いて とても嬉しいです。 麗王くんの記事を読んで、飼い主さんの気持ちを考えたら 胸が苦しくなりました。 とてもツライ思いをされてることでしょぅ。 どぅか気を落としすぎないで欲しいです。 ワタシ自身 胃捻転について浅い知識しかもっておらず・・ 大変勉強にもなりました。
麗王君の安らかにね。
胃捻転、はじめて耳にしました。前触れもなく突然なってしまうんですね!気をつけなければならない事などとても勉強になりました。 突然かけがえの無い子を失ってどんなにか辛いことでしょうね。。。
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サンタ&チーママです
at 2006-07-25 23:13
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麗王君のご冥福をお祈りします。
サモエド麗王君の事はサモエド犬のつながりで何度か私も耳にはしたことがありました。 飼い主さんの方の悲しい気持ちを考えると、本当に涙が出てきますね。 貴重な記事をありがとうございました。胃捻転の事は前から聞いていましたが、我が家もフードを食べさせてから散歩に行ってしまうことが多々ありました。 本当に気をつけなければなりませんね。 どんな事があっても後で後悔しないようになりたいですね。 麗王君、真っ白い羽をつけて安らかに天国へ旅立ってくださいね。
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シフォンママ
at 2006-07-26 02:07
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麗王くんのご冥福を心よりお祈りいたります・・・。
こじこじさん、麗王くんの事は、他の方のブログで知っていましたが、 何とも言えない気持ちです・・・。飼い主さんの気持ちを思うと、辛いと思います。腸捻転は、トレーナーさんから聞いていたので、食後の運動、遊びは避けるように気をつけていましたが、胃捻転もあったんですね。 ルディーは、食後にゲップをします。ゲップと胃捻転が繋がっているとは 知らず、今までは笑っていましたが、より一層気をつけて見てあげようと 思います。前もって病気に関する色々な知識は必要ですね。ラフコリーのブリーダーさんからの情報ですが、HPに載せることは本当にお辛かったことでしょうね。胃捻転に付いて詳しく知る事ができて、有り難く思いました。
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おぼっちゃま犬のママ
at 2006-07-26 09:59
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おぼっちゃま犬が子犬の頃、朝ごはんを食べてから、いつもの公園に急ぎ足で向かうのを見て、「朝ごはん後のお散歩だったら、ゆっくり歩かせてね。お友達とおもいっきり走ってはいけないよ。」と教えてくれた方がいました。その時に、なんとなくですが、胃捻転のことを知識として知ってはいましたが・・・。
ラフコリーのブリーダーさんのHPを拝見して、予防方法をお勉強することができました。これぞまさに、麗王くんの命が教えてくれたことです。 麗王くん、私は、胃捻転の詳しい知識をことを勉強することができました。ありがとう。ほんとうにありがとう。 ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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蝶
at 2006-07-26 10:46
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麗王くんのご冥福を心よりお祈りします。安らかに。。
まだワンコと暮らしていない私ですが、大変勉強になりました。
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こじこじ
at 2006-07-27 00:01
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★お返事です
◆ゆう@羊の国さん どの犬種にも付き物の病気はあるのだと思いますが、これは本当に事故としか言いようがないですよね。。。でも、少しでもリスクが減らせるのであれば、してあげたい、しなくちゃいけないと思います。 飼い主さんのお気持ちを思うと、とってもつらかったですが、取り上げさせていただきました。ゆうさんにそう言ってもらえてうれしいです。 ◆ちょびんさん リスクを少なくすることが飼い主の努め。。。本当にちょびんさんのおっしゃるとおりです。多くの飼い主さんに見てもらいたくて、でも感情論にならないように、客観的に書いたつもりですが、知っている子だけにつらいものがあります。悲しい思いをする飼い主さんが少しでも減りますように。 ◆永春さん 人間でも腸捻転はありますものね。生き物すべてに起こり得ることなんでしょうね。命は儚いものかもしれませんが、だからこそ最善を尽くしたいと思います。
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こじこじ
at 2006-07-27 00:02
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★お返事です
◆あねごさん わたしもお会いしたことがあるだけに、信じられない気持ちでいっぱいでした。麗王パパさんママさんのお気持ちを思うと記事にするべきかどうか迷ったけれど、少しでも多くの飼い主さんにこの病気のことを知ってほしくて、あえて書きました。麗王君の教えてくれたことを忘れないように。 ◆Sayu@チワトラさん はじめましてらっしゃいませ!こちらこそ、いつも読み逃げですみません。(^^; いつか偶然にお会いできるのを楽しみにしています。 おどかすわけじゃありませんが、胃捻転はどんな犬種や猫ちゃんにでも絶対にないとはいえない症状のようです。知らずに無念の思いをする飼い主さんが一人でも減るようにとの思いで書かせていただきました。 ◆ジェリーローラムさん 大型犬に多い病気のようですが、どんなワンちゃん猫ちゃんにも起こり得る症状のようです。それにしても、あまりにも突然で言葉もありません。ただ安らかに、と願うばかりです。
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こじこじ
at 2006-07-27 00:03
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★お返事です
◆サンタ&チーママさん アイリッシュセッターのような胸が深く狭い体形の大型犬には多い、とあります。サンタ君も十分気をつけてくださいね。心配しすぎも良くないのでしょうけれど、ついつい、考えてしまいます。みんなが健康元気で暮らせますように、と願います。 ◆シフォンママさん 小型犬ではダックスも胃捻転の要注意体形、との記事も見ましたが、要するにどんなワンちゃんにでも起こり得る、ということなんですね。普段から気をつけられることがあるなら、してあげたいと思います。まずシフォンちゃんはご飯を食べられるようにならないとね。早く体調が良くなりますように。 ◆海さん 同じサモエドが、知っている子がと思うと、やりきれない思いでいっぱいです。あまりにも突然で。少しでもリスクを減らす方法があるなら、やらないよりはやったほうがいいですからね。わたしもまだいろいろ調べてみようと思います。
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こじこじ
at 2006-07-27 00:04
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★お返事です
◆おぼっちゃま犬のママさん 親切な方がいらっしゃったんですね。クローカも仔犬のころはあんまり気にしてなかったように思います。やっぱり犬友さんから胃捻転の話を聞いて、気をつけるようになりました。そして今回も麗王君が教えてくれました。それを少しでも多くの人に知ってもらえれば。無念の思いをする飼い主さんが少しでも減りますように。 ◆蝶さん どんな生き物もリスクを背負って生きていると思います。わたしたち人間も。そのリスクを少しでも減らせる方法があるのなら、やっていかなくちゃ、ですよね。蝶さんもいつかワンコをお迎えできる日が来ますように。 ◆ベルママさん 本当に、言葉が見つかりません。飼い主として、できることがあるなら精いっぱいしてあげたいですね。ベルちゃんもスパイク君も、いつも元気でありますように。 |
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