青い目のサモエド？

こじこじ研究室へようこそ。わたくしこじこじ教授と助手の黒岡君（サモエド3歳♂）で、夏休みの宿題最後の追い込み状態で研究活動に取り組んでいる。

― 黒岡君、今日はサモ研究仲間、くるみのいえ 『新発見！！』 にトラックバックだ。

― 教授、最近パクってばっかりっすね～。

― なんだね人聞きの悪い。これは 『引用』 といって、学会では常識のことだよ。つべこべ言わずに、まずこれを見たまえ。

― 強引な展開っす。。。


― 写真はイタリアの forza10公式HP からこっそりお借りしてきた。

― わあ、珍しいですね。イタリア産のプレミアムフードだって。イタメシ、ぼく食べてみたいっす！

― 残念だが、今日は試食はないよ。それよりパッケージをよく見てみたまえ。

― ん～？　ぼくたちによく似た白い犬ですね～。でも、目が青いですよ？　サモエドじゃないのかな。

― うむ。 『くるみのいえ研究所』 でも物議をかもしておったのだが、わたしの記憶が確かならば、ブルーアイのサモエドもいるはずなのだ。

― え！このモデル、サモエドですか！？　わ～、かっこいいなあ～。

― いや、これがサモエドかどうかの確証はないが、AKC（アメリカン・ケネルクラブ）の 『サモエドスタンダード』 の記述に目の色のことも書いてあったはずだ。いいかね、原文はこうだ。


Eyes--Should be dark for preference; should be placed well apart and deep-set; almond shaped with lower lid slanting toward an imaginary point approximately the base of ears. Dark eye rims for preference. Round or protruding eyes penalized. Blue eyes disqualifying.


― ぼく英語わかりませ～ん！

― 同感だ。そこで翻訳サイトで翻訳したのがこれだ。


目は-- 好みのために暗いべきである; もしよく置かれた別およびdeep-set あれば; アーモンドは想像ポイントの方に耳の基盤をおよそ傾けるより低いふたによって形づいた。好みのための暗い目の縁。罰される円形か突出の目。失格させる青い目。


― この日本語もわかりませーん！！

― うむ。翻訳サイトもどうしたもんだか。まあ、要約すれば、アメリカのサモエド基準では 『ブルーアイは失格』 ということだ。わざわざ失格と書くくらいだから、まれに青い目のサモもいる、と考えて間違いないだろう。


― し、失格・・・！？

― い、いや、君がそう落ち込むこともないと思うがね。

― だって、こんなにかっこいいのに。ダサイオサムの小説みたいに 『サモエド失格』 なんて、かわいそうですよ。

― 黒岡君、濁点が抜けてるよ。まあ、目の色に関していえば、ダックスのように特定の毛や目の色と目や耳の病気が深く結びついている例もあるからね。

― でも、いいな～、青い目、あこがれちゃうな～。

― どれ、そんなにいうならブルーのカラコンでも付けてみるかね。


― えっ！？　ほんとっすか！


― うわ～、ドキドキするっす！　もういいですか～？

せえ～の！

― ・・・・・・。

― 教授～、どうしたんですか～？　なんとかいってくださ～い！

― さ、はずそうか。

― え・・・。

― いやいや、青い目も捨てがたいが、やっぱり君は生まれたままの姿が一番かわいいと思っただけだよ。

― ほんとですか～？（疑）


― 君が仔犬の頃、日に透かしても本当に真っ黒な君の瞳を、綺麗だなと思って見ていたのを思い出したよ。どの犬、どのサモエドでも、その子それぞれに一番の姿かたちで生まれてくるものなんだね。

― ふ、ふ～ん？　なんだかうまくまとめましたね、教授？

― ということで、扇風機はしばらく古いのを我慢して使ってくれたまえ。では、今日はここまで。

― 強引な展開っす！


AKC 『サモエドスタンダード』 は黒岡君の実家 four clover n の standerd のページに和訳で詳しく紹介されています。

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青い目も精悍で大好きっす！今日も元気に 『モフッと』 ありがとうー！^o^

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