旅するクローカ その53

やっほー♪
一週間ぶりの『旅クロ』 シリーズへようこそ。

10年以上前、ぼくが生まれるゼンゼン前に、おじさんがおっきなリュックを背負って
1年3ヶ月旅した跡をバーチャルなクローカがたどってるんだ。
毎週日曜日はぼくの一匹旅につきあってね♪

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　：：もちろん写真はハメコミです（笑）。

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リアルなクローカがおっきな公園でともだち探しているころ、
バーチャルなクローカは中米のパナマで足止めちゅう。こっから先のルートがわからないんだって。え、道がないの～？


中米の最南端のパナマと、南米の入り口にあたるコロンビアに横たわる密林地帯はダリエン地峡 Darien Gap って呼ばれる通り抜けのムズかしいところなんだー。。。

どのへんかわかんないって？　地図で見る？


なんでムズかしいかっていえば、

クルマの通れる道がないから、

食べものをかついで現地で道案内人を雇いながら、８０kmくらいを歩いて旅するらしいんだけど、

武装勢力や麻薬組織がネジロにしてて、

とーってもキケンがあぶないらしい。。。


アラスカからウシュアイア（南米最南端）を結ぶ『パンアメリカンハイウェイ構想』もここでぷっつり。一説によれば

― こんなとこに道を通したらマヤクがどんどん入ってくるじゃないか！

って反対する人たちもいるらしいよ^-^;
（そんなダリエンもいまや世界遺産。世界って重層的！？）

それで、フホンイながらお船の旅。
陸続きのところはお散歩しながら4本の足で通るハズだったのになあ。。。

エジプト→スーダンに続いてダメダメクローカになっちゃったよーう。えーん。。。


― そんなことでめそめそしてないでさ。ほら、コロンビアのカルタヘナ港が見えてきたよ！
ま、いっか^o^;

いよいよ南米大陸のお散歩がはじまるからね。気を引き締めていかないとね。

アブナイ話っていえば。

このお船、「4人部屋で270ドル」だったから、キップ売り場で知りあったアメリカ人やフランス人といっしょにひと部屋をシェアしたんだけど、

トヨタのピックアップトラックで旅してたアメリカ人はメキシコで強盗にあったらしいよ？

国道をドライブしてたら前方に検問所があらわれて、

― おーい、止まれ！

って自動小銃をかまえた兵隊みたいな人たちの指示にしたがって車を止めたら、

それが武装強盗団。

― ナイコンのカメラもサーフボードもカーステレオも現金も、クルマ以外の金目のモノはぜーんぶもってかれちゃった。

らしい^-^;

あとからも続々とおんなじ手口で捕まえてたんだって。

中南米のキケンはちょーっと荒っぽいからね。これから旅する予定のヒトやワンコは、じゅうぶん気をつけてね。あ、気をつけすぎると旅がつまんなくなるから、
そんなトコだってことを踏まえて、あとはサモエドの神様に運をあずけとくしかないかも？

さーて、コロンビアなんだ。
暮らしむきはマズマズみたい。

で、この国は美人が多いことで有名なんだ♪

お散歩もたのしくなっちゃうなあ。。。

（あいかわらず美人の写真がなくってスミマセン）

街もキレイだし。

コロンビアはとってもアブナい国だとされてるけどね。いちおう、アナウンスはしとくんだ^-^;

のんびりしたいトコだけど、おじさんのペースだといっつも先を急いでるからなあ。。。

国境を越えて、ベネズエラ。

ここもアブナイからね？　念のため、ね。

ちーちゃな飛行機に乗って、世界でいっちばんおっきなものを見に行くんだ！

来週はおっきなモノとの接近遭遇をおとどけするんだ。

じゃ、またねー♪

：： 続く ：：
(`95 10月中旬)



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今日も元気にモフッとな♪



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：：ご注意！！：：
元になってるのは10年前の旅行なんだ。だから、写真に写ってる風俗や景観、本文中の文化や風習や物価なんかは、いまではゼンゼンちがうかも。

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